企業向けwindows365でテレワーク側のPCが統一されてサボり防止の監視が容易になる

2021-07-16    680   1702

windows365



Windows365とは一体何なのか?


企業向けのWindows365。
1台のクラウドPCがあれば、あとは数千人の社員にアカウントを配るだけ。
数千台のPCのソフトインストールや設定の必要がなくなる。
仕組みはシンプルでクラウドPCの画面の映像を各ユーザーに送るだけ。
一般的な遠隔操作の仕組みで、技術的にはとくに新しいわけではない。

ただ映像を送ってユーザーの画面に映し出す仕組みなので、操作に遅延が発生して使いづらいかも。
通信が5Gになればサクサクなることを見越してか。
セキュリティーもマイクロソフトが管理するクラウド上なので、ウイルス対策ソフトは不要。

Windows365によるテレワークの推進と監視の強化


Windows365は特にテレワーク時代に適合する。
各々バラバラのPC設定だったのを統一できるからです。
クラウド上の一台のWindowsを複数人で共有して使うのだから、
親が全ての権限を持ちコントロールできる。

ユーザーは仮想OSを使用するのだから、
厳密にはPC一台を皆で共有するという表現は微妙なのだが、
とにかく、Windows365って何なのということをシンプルに表現しています。

この仕組により、自宅での働きぶりもリアルタイムで確認でき、サボり防止に最適。
これまで自宅勤務でどうしてもサボってしまう人も身が引き締まるだろう。
しかし、悪く言えば恐ろしい監視プログラムとも言える。

クラウドPCのマスター管理側はクリックひとつで、
各アカウントで作業が行われているか確認できるのです。

さらにマイクロソフトは企業の秘密を知ろうと思えば知れるということになる。
企業の革新的アイデアがパクられたり、インサイダー取引も可能になる!?

各企業がリクルート求人に依存しているように、マイクロソフトへの依存度も高い。
依存体質はよくないのだが、止められないんですよね。

クラウド&サブスクリプション型でMSFT株はさらに安泰


価格は1ユーザーあたり月額31ドル(約3400円)ということで、
大企業だけではなく、中小企業でも導入できる価格。

このクラウド&サブスクリプション型は、Photoshopでお馴染みのアドビが既に大成功している。
2015年度に47億9600万ドルだったのに対し、2020年の売上は過去最高の128億ドル。日本円にして兆を超えたのです。

サブスクリプションは一見安く感じるが、長期で考えるとインストール型のほうが安いのです。
散々、ソフト依存の状態にさせておいて、サブスクに移行。
本来なら、クラウド化によりアドビやマイクロソフトの運営元は管理が簡略化されたのに、サービス価格は上がっている。やりたい放題。

PhotoshopもOfficeもライバル不在。
なぜ競合が現れないのだろうか・・・
進化とともに余計な機能でソフトが重くなり続けたのだから、
余計な機能をとっぱらった快速バージョンを作れば十分需要があると思います。

デザインのキャリア15年ですが、Photoshop7.0で十分。
広告デザインは、ですけれどもね。

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