肉の脂身は身体に悪いと大きな勘違いしていたので考えを改める

2020-04-18    141   174

肉の脂身は健康に良い



海外では脂身の多い肉は好まれないという情報は有名です。
外国人の料理動画で、脂身をごっそり切り落としている映像も見たことがあります。

それを見た私は大きな勘違いをしてしまいました。勘違いした考えはこうです。

<肉の脂身が身体に悪いと考えていた理由>


断食は内臓脂肪に溜まった社会毒を体の外に流す(デトックス)ことで体をリセットするという効果がある。ということは、豚や牛の肉の脂身に食品添加物や農薬などの社会毒が溜まっているから脂身はあまり食べないほうがいい。

という結論に至っていたのです。
しかし、この考えは大きな間違いでした。

肉の脂身は身体に良いので気にせず普通に食べた方がよいです(断言)
もちろん食べ過ぎれば何でも毒になりますがね。

肉の脂身は身体に悪いのではと誤解しがちな情報


自然に体内にたまった有害な毒素を排泄するため(断食の情報)
有害物質や老廃物を体内から取り除く効果が期待できる(断食の情報)
食品添加物のせいで遺体が腐りにくくなっている(都市伝説)

遺体が腐りにくいというのは100%デマです。holicという漫画からの情報で、ただのエンタメです。
もしそれが本当なら土葬の国は簡単に証明できるじゃないですかって話です。

次に断食の効果ですが、断食のメインとなる効果は「腸を休める」というもの。
老廃物を取り除く効果は、断食をしなくても健康であれば、肝臓と腎臓が問題なく毒素を排出します。

サプリや化粧品でよく見かける「効果が期待できる」という文言は、証明されていない証拠となる言い回し。商品を売るための売り手側の都合のいい文言です。
ネットにはデトックス商法が溢れています。発信者側の利益(金)が絡む情報はむやみ信用してはいけません。

それに断食の歴史はかなり古いもの。食品添加物と関係があるわけがありません。

海外で脂身の多い肉が好まれない理由


これは海外全般というわけではありません。「肉が主食の人」に限っての話。「海外は~」と一括りにした情報は大袈裟に伝えてる場合が多いです。

アメリカやオーストラリアなどで肉を主食としている方は脂身の多い肉を好まないのです。主食が脂っこいと気分が悪くなりそう…

日本人は肉をおかずとして食すので、脂身を普通に食べる文化だから、霜降り和牛は一級品扱い。肉が主食でない国は多いので、和牛は海外でも人気です。

日本人は肉より魚を食べると良い?


根拠としては、先祖代々のことを考えると日本人の体質的に魚が合う。日本での肉文化は浅いのではという点と、魚の脂は人間の体温でも溶けるからという理論があります。

もっともらしい根拠ですが、肉と魚は比べる必要がなく、別の食べ物として考えるべき。
肉には魚にない効能がありますし、魚には肉にはない効能がある。
肉より魚の脂の方が良質だろうと思って、魚ばかりを食べるのは間違いだということです。
肉も魚もバランスよく食べるのが良い選択でしょう。

肉の脂身がよいということを証明した沖縄県


ラフテー

沖縄県は世界屈指の長寿地域として知られており、百歳以上の老人が多く暮らしています。
長寿で知られる沖縄の人たちは豚肉を頻繁に食べます。ラフテーという角煮のようなものや豚足など。

2013年には筑波大学の研究データで「肉の脂肪を食べるほ脳出血と脳梗塞の発症率は少なくなる」という報告もあります。
豚肉の脂にはオレイン酸とステアリン酸というもの多く含まれています。
オレイン酸は発がんを抑制したり、生活習慣病を予防。悪玉コレステロールを減らしてくれる。
ステアリン酸は抗酸化作用があり、血管の内側にこびりついたコレステロールを取り除いてくれるので、動脈硬化を予防。

従来では、肉の脂肪はコレステロール値を上げて脳卒中・心筋梗塞の確率が上がると言われていたけど、新しい研究では真逆だったようです。

肉の脂身を大量摂取してはいけませんが、肉には「健康に欠かせない栄養素」が含まれているということです。

牛肉の脂は融点が高いから血がドロドロになりやすい?


融点が高い脂ほど、人の体内で溶けにくい。つまり、排泄されずに溜まりやすくなります。
下記は肉の種類と融点をまとめたものです。融点とは脂肪が溶け出す温度のことです。

<肉の融点の目安>


魚肉の脂 …一般的に液体
鳥肉の脂 …30℃前後
豚肉の脂 …40℃前後
牛肉の脂 …45℃前後
羊肉の脂 …50℃前後

※肉の質により融点は全然違います。松阪牛は融点が18℃というデータもあります。

羊肉(ラム肉)・牛肉は融点が高いので、「脂肪が人体に吸収されにくい」から腸で吸収されることなく体外に排泄されるからヘルシーといった情報があります。

融点と健康は比例しているのかは疑問。偏らずに食べれば気にしなくてもいいと思います。
最近、脂摂りすぎだなと感じて、血がドロドロかもと思ったなら、血液をサラサラにする行動をとればいいのです。水を多めに飲んだり、玉ねぎを食べるなど。

油・脂は身体に絶対的に必要なもの


油はカロリーが高いので、ダイエット中には避けるのが一般的な情報です。
だからといって「油・脂=なるべく食べてはいけない」と誤った方向性の考えになってしまってはいけません。

確かに、外食業界では唐揚げ・豚カツ・チキン竜田・天ぷら・フライドポテトなど、油をたっぷり使ったメニューが非常に多い。こういった油ものはご飯のお供として最強クラスだと感じている方は多いでしょう。

唐揚げ・天ぷらなどは嗜好品として捉えて、頻繁に食べるのは絶対的に避けるべきです。脂質のとりすぎは肥満と血管病への健康被害を及ぼすというデータは今も昔も健在です。

だからといって油は悪ではありません。脂質は私たちの体にとっては欠かせない三大栄養素のひとつです。単純に肌の潤いを保つ効果がありますし、脳は60%が脂でできているという情報もあります。

脂質は適正量を摂ることが大切。肉の脂はバランスよく食べましょう。
ただし、どんな油・脂でもいいというわけではありません。

近年はサラダ油は認知症を進行させるという情報が際立っているので「植物油脂」「食用植物油脂」には気を付ける必要性がでてきました。ポテトチップスなどのスナック菓子、外食の油ものは嗜好品。たまに食べるだけに留めておきましょう。

さてと、今日は豚バラブロックで豚の角煮を仕込むとするか。明日は焼き魚にしよう。

カテゴリ: 特命リサーチ

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