Youtubeチャンネル「プロレスダイジェスト」好きな試合ベスト５
2022-04-22 655 1614 この記事はYoutubeにて同じ内容のものが公開されております
98年～2000年の全日の中で、個人的に好きなベスト５をあげてみます。
ひとつめは、
＜2000年2月 特別試合 三沢vs秋山戦＞
https://www.youtube.com/watch?v=O1veVXi9FY4
実況が若林さんということもあり、試合内容もさることながらエンタメの作品として完成度が高い。
秋山も胸突き八丁ー！胸突き八丁ー！心の三冠戦！血より熱い魂というものを受け継いでいるこの男。
語彙力があって、表現豊か。言葉のプロフェッショナル。天才系のアナウンサーですね。
テレ朝時代の辻アナもよかったですが、若林アナと比べたら表現力の差は歴然。
この試合では幻の技、ネックアンドアームブリッジが繰り出されました。
最近、秋山選手のチャンネルで結局一回しか使わなかったけど、あれば良い技だと思うだよなと話されていました。
終盤、三沢のローリングエルボーを堪えて、エクスプロイダー２連発。
そこからの技の畳み掛けと会場の盛り上がりは素晴らしいものでした。
２つ目の好きな試合。
＜98年6月 三冠戦 川田vs小橋＞
https://youtu.be/1LOupcdjrOU?t=565
小橋選手が計５発のラリアットでベルト奪取して、新時代宣言。
これは思い出深いです。最後の相手を掴んでショートレンジのラリアット。この試合が初お披露目でしたかね。
小橋が川田を起こそうとして、川田がヘナヘナっと一回崩れ落ちるんです。
そして、もう一回起こした時もガクガクふらついてる川田に、ショートレンジのラリアット。
ものすごいインパクトでした。川田選手の受けっぷりもよくて、絵的に最高。
後にも先にも、ショートレンジラリアットはこの試合が一番魅力的に映っています。
投げ技もデンジャラスバックドロップとハーフネルソンで脳天から落ちるものばかりで壮絶な試合でした。
川田選手が終盤フラフラ謎の行動をとりながら攻撃をしてるのが面白いです。
３つ目の好きな試合。
＜99年6月 秋山vsジョニー・エース＞
https://youtu.be/WZBhObYSPzw?t=2895
この試合は世界タッグでエースに抑えられた秋山選手の個人的なリベンジマッチで、
会場入りの途中から走り出して、コール前に突っかかっていきました。
当時の全日本では珍しい行動なので、観客にとって嬉しいハプニングでした。
突っかけた時の歓声がすごくて、序盤の10秒くらいの攻防が最高です。
４つ目の好きな試合。
＜99年6月 川田・田上組vsノーフィアー＞
https://youtu.be/WZBhObYSPzw?t=1717
これはノーフィアーが結成したばかりで、川田・田上組が確定で勝つだろうと、
みんな思っていたのですが、番狂わせ。この試合からノーフィアーが始まりました。
高校生の時はノーフィアーは好きでなかったのですが、大人になってから見返すと一番好きなタッグです。
実際ノーフィアーが突出したからこそ、99年以降から、一味違う盛り上がりになった感があります。
この試合では、田上選手の馬乗りの張り手がよかった。あとは高山選手の強烈なニーリフトが光りました。
川田選手のみぞおちにニーが入ったのか、終盤は田上選手が孤立して、一気に畳み掛けられました。
この試合も会場が盛り上がっていて、新生三沢社長の全日本の特色がこの試合に込められていたなぁと感じます。
５つ目の好きな試合。
＜99年7月 シリーズ開幕戦の後楽園でのタッグマッチ。川田・田上組vs三沢・垣原組＞
https://youtu.be/WZBhObYSPzw?t=3875
三沢・川田の三冠前哨戦という意味合いで組まれたカードで、
序盤に三沢・川田がかなりえげつないエルボーの打ち合いをします。
会場がどよめくくらいの激しい意地の張り合いでした。
そして、試合の途中でローリングエルボーを交わして、川田が三沢に張り手を放ちました。
なんとその時に三沢選手は鼓膜が破れました。もしかして耳から血が出たかなという仕草をしています。
後楽園ホールというのはヘビーなファンが観客として集いますし、テレビ放送枠でもあるので、
選手にとってはシリーズを盛り上げる為に非常に重要な大会なのです。
ヘビーユーザーがどよめくほどの三沢・川田のやり合い。選手の身体が心配になる試合でした。
鼓膜が破れても週刊誌のゴングでは、そのことを全然大きい見出しにすることはなく、
レスラーの怪我うちに入らないみたいです。すごい世界ですね。
