週休3日制はいらない!とにかく一日8時間労働が悪!6時間労働が幸せの条件
2022-04-26 620 1562 この記事はYoutubeにて同じ内容のものが公開されております
パナソニックが週休3日制を導入することを発表しました。日本の大企業で初めて完全週休2日制を導入したのもパナソニックです。ただこれはイチ大企業の方針であり、瞬く間に全ての企業が導入するわけではありません。
厳しい中小企業の状況からすると、休みたくても休めない現実がありますから、週休3日制は利権を持つ圧倒的有利な大企業のみの導入になるのかなと思われます。ただ、中小企業の人材不足も深刻化しているので、週休3日を導入して、求人掲載で有利に立とうする流れも出てくるでしょう。
個人的には週休3日制は労働者にとって、それほど良いとは思いません。とにかく1日8時間労働が悪でしかないと思っています。どうして機械化やIT化が進んでいるのに、未だに戦後から変わらずに8時間も労働しているのか?不思議でなりません。横並びが好きな、優しい日本人は要領の悪い人に合わせてあげてるのかな?
8時間労働ってめっちゃくちゃしんどくないですか?
特に立ち仕事のサービス業。18歳~23歳までずっとサービス業やってきました。コンビニ各種・ミスド・ツタヤ・皿洗い。
ふー、疲れたと思って時計を見たら「うーわっ、全然時間過ぎてないやん。まだまだやん。」「よしあと2時間や。もう少しや。足疲れたー」ってなってからの2時間が長い長い。結局やりたくない仕事ってそんなもんです。オフィスワークであっても8時間はしんどい。
8時間労働こそ疲弊・消耗・ストレス社会の最大の要因だと思います。これを2時間減らして6時間労働にするだけで、労働者の心は一気に軽くなると思います。6時間でも長いくらい。4時間にすれば、仕事はむしろ楽しくなりやすいと思います。
例えば中小企業が求人の掲載で、「週休1日ですが1日の労働時間は6時間」と打ち出したら、それなりに問い合わせが来るんじゃないかなと思います。そのスタイルのほうが合うという方もいるはず。土日に夜ふかしして、最悪の体調で月曜日を迎えることになりますから、週休3日は生活習慣の乱れが大きくなる。そういう考え方もできます。ですので週休1日でいいから、平日の尋常じゃない大きい負担を軽減した方がよほどいいのではないかと。
現状は週休2日で8時間労働がベースですから週40時間労働。
週休1日で6時間の場合は週36時間労働。現状よりもマイナス4時間です。
そのくらいの差なら給与も変えずにいける範囲だと思います。
8時間から6時間にすると、アフターが2時間増えます。これは非常に大きいのです。仕事後に仲間と食事に行くケースが増えれば、仲間との絆が深まりやすいし、飲食店は平日も繁盛する。8時間労働の場合は、すぐ家に帰っても、すぐに寝る時間が来てしまいます。しかし、プライベートの時間が2時間増えることで、趣味を満喫できる。副業もしやすい。確実にストレスは軽減します。
ですので、週休3日ではなく、「8時間労働は悪」として6時間労働を企業に求めたほうが、実は心にゆとりができるんじゃない?これは労働者が声をあげれば、経営者はそうせざるをえなくなりますから、要求すべきです。
僕はIT技術系の派遣で、いくつかの企業で勤務していましたが、条件にはこだわりました。派遣会社に「なるべく働きたくないので、週3日の1日3時間の条件でお願いします。その条件でも1、2ヶ月あれば、企業に必要な広告やサイトは全部仕上がりますから。企業側にとっても、時給がかさばらないのでお互いウィンウィンですよね」と話して、その条件で採用してもらいました。
もうね、むしろ会社に行く日が待ち遠しかったです。勤務外の時にインスピレーションが湧いて、あー早く広告作りたい。って思ったり。労働時間を短くすると、モチベーションは全然違ってきます。ただ、ここまで大幅に労働時間を削るのは頭脳労働の場合限定ですね。
接客業や一般のオフィスワークの場合は、とにかく2時間マイナスにするだけで全然違います。疲弊の日々でただただ消耗しているスタッフたちが、生き生きすると思います。間違いなく。経営側は2交代、3交代を取り入れて調整すればいいだけ。企業努力でなんとでもなる。
労働時間が長すぎるから仕事をしたくなくなる。
労働時間を減らせば、仕事をしたくなる。
これに気付いている人はどれほどいるのだろうか?
ちょっと前まで週40時間労働以上じゃないと社会保険の条件を達成できませんでした。しかし、2016年に週30時間以上に条件が引き下げられました。これはパートタイムやアルバイトも社保に入れようという意味合いなのですが、6時間労働はそういう意味でも現実的に導入が可能なのです。
ぜひ、「8時間労働は悪でしかない!」というプラカードをもって、社員一丸となって、経営者に直談判して、6時間労働という幸せの労働条件を手にしてもらいたいものです。