経営者とデザイナーが陥りやすい広告制作の悪循環!デザインはこだわりすぎても意味がありません。

2019-09-24    57   64

WEBサイト、チラシ・ポスターなどの広告は集客ツールとして必要性が高いですよね?どの企業も必要になってくるものだと思います。しかし、この広告を作る工程で余計な手間と時間をかけているケースは少なくないのではないでしょうか?

この問題を解決するために今回は記事を書きます。

<よくある悪循環なケース>



経営者がデザインに主観の強いこだわりがある(完璧主義)


まず、完璧主義はビジネスの上では推奨されていません。その理由は明確にあります。

「ビジネス 完璧主義」で検索すると、それに関しては様々な情報がでてきます。
完璧主義者の仕事が遅い理由~ビジネスの目的を間違えがち~
ビジネスで完璧主義ってクソの役にも立ちません。やっと治りました。
完璧主義による自滅を防ぐ方法

もし自分が完璧主義だと気付いたら、それは意識を変える努力をしたほうがいいです。周りに迷惑がかかっているかもしれません。

広告のデザインに関してはこういう意識を持って下さい。
「商品の魅力が伝わればいいだけ」
「デザインは見苦しい部分がなく、キレイであれば十分」


配色を青メインにしようが黒メインにしようが、成果は変わりません。
青が好きな人もいれば黒が好きな人もいます。迷うならビジネスに合ったカラーを無難に選べばいいんです。

フォントを何にしようが、見てる人はそんなところに目を配っていません。
見てる人はデザイン性ではなく内容を見てるんです。配色でもなく、フォントの種類でもありません。

そんなところにこだわっても時間のムダです。ビジネスの目的を間違えないようにしましょう。

完璧主義が全て悪い方向にいくわけではありません。伝統工芸や高級品などのような特例もあります。それはクリエイターのこだわりが商品価値となっているケースです。

しかし、広告デザインはあくまでユーザーに商品の内容を伝えるいうのが目的です。自分だけの主観で細かい点まで気にしだすとキリありません。客観的にものを見る時は、個人的主観を極力抑えましょう。主観だけの指示ではデザイナーのモチベーションもダダ下がりです。

経営者がデザイナーに抽象的な指示を出している


デザイナーが経営者の意図しない広告デザインを作成した際、的確な指示を送らないと、デザイナーはどうしていいか分からなくなります。

「もっと明るい雰囲気がいいな」
「パッ見たときにもっとオオーっと驚くようなインパクトが欲しいな」
「もっとシンプルにすればいいんじゃない?」

こういった抽象的な指示では、デザイナーの思考は停止します。明るい、インパクト、シンプルも全て個々の主観によって全然違います。そうなると曖昧なものを作って、またやり直しと繰り返し、最終的に妥協をして質の悪い広告になってしまいます。

これに関しては、デザイナーと経営者の関係性がよくありません。この上下の関係性では、デザイナーはユーザー向けではなく、経営者の為だけにデザインを作ることになります。

経営者が自分とは専門外の人材を雇った場合は、技術者にたくさん質問をしないといけません。特殊な技術に関しては技術者の方が詳しいのですから。

個人的な趣向は抜きにして、客観的に広告を見て、気になった部分は「ターゲット層はどの世代かな?」「この部分を強調した意図は?」とデザイナーに質問をして、返答をしっかり聞きましょう。そこで理にかなっている返答があればスッキリしますし、狙いがズレいるようだったら、それを補正する指示を出して下さい。

一方的に抽象的な指示を出すのではなく、質問をして対話をしてお互いに考えていることを吐き出して、意思疎通をすればよい広告ができやすくなります。

広告に関する知識不足


当たり前のことですが、広告デザインは色彩画のような芸術とは違います。ターゲット層に対し、理にかなったものを作る必要があります。広告デザインは理屈で作られています。余白部分にも心地よく見えるようにデザインのルールが適応されていたり、意味が込められていたりするのです。

ということで、広告デザインに関する知識を紹介したいと思います。経営者なら広告の知識は多少でも必ず持っておくべきです。集客は経営者の仕事ですから。

<写真素材、見出し・文言(キャッチコピー)の選定は公告の肝>


デザイナーは与えらた写真素材と文言を使って、配色・レイアウトを考え、写真素材と文言の魅力を最大限に引き出すのが役割です。そもそも写真素材の質が悪い場合は良い広告ができないということを知っておいてください。「広告は素材ありき」は格言です。文字だけの広告もありますが、その場合はキャッチコピーのインパクトが重要となります。「全部0円!」とか(笑)

<文言にメリハリをつける重要性>


このことも強調したい!あのことも強調したい!あれもこれも!となると、広告内の文言の強調度は全て均一になってしまいます。結果、全て強調していないのも同然です。キャッチコピーには1番2番と強調度を決める必要があります。出来上がった広告を見て、何が一番強調されていると感じるか。それがターゲット層に向けたものだったらOKです。

<シンプルデザインの難しさ>


シンプルなデザインは実は技術的に難しいです。百戦錬磨のデザイナーにしかできません。素人が真似をしようとすると、ただの寂しいデザインになってしまいます。ジョブズに憧れをもって、「シンプル・イズ・ベスト」などと安易に指示を出さないようにしてください。

シンプルの有効性は時と場合によります。大手企業はネームバリューがすごいからシンプルな広告でもいいんです。大手企業の広告はただの金持ちの道楽です(笑)それを真似してはいけません。中小企業は文言を多めにして価値をアピールしていかないとユーザーに認知されません。

<客観的に広告を見るクセをつける>


物事は全て客観的に見ることで視野が広くなりますよね。広告デザインのテイストは自分の好みである必要は全くありません。「ユーザーに伝えたいことが明確に伝わっているかどうか」その部分だけを見て、その部分だけを指摘して、広告を仕上げてください。


広告のデザイン性を気にするユーザーは極わずか


余計なこだわりは時間のムダになります。
大半のユーザーは広告のデザイン性なんて気にしません。内容を見てるのです。

こう伝えると理解しやすいでしょうか?カバンや服は購入すれば自分のモノとなりますが、広告ポスターやWEBサイトは別に自分の所有物になるわけではありません。見るだけです。だからデザインのテイストなんか気にしていないのです。

例えば、「1月1日は牛丼一杯11円」という広告があったとします。
広告のデザイン性なんてどうでもいいですよね?多少ダサい広告でもユーザーは問題なく来ることでしょう。

とはいうものの、ダサすぎるデザインはダメですよ!
こだわり過ぎてはいけませんよということを伝えているのですから。

汚いデザインは広告の信用性に繋がります。

小さい会社でもキレイな公式サイトだと、パッと見はクリーンで信頼できそうな印象が持たれますし、
大きい会社でも醜い公式サイトだと、全てがダサそうなイケてない印象を持たれてしまいます。

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