ウイルス対策ソフトはいらない!サイトを見ただけで感染は理論上不可能。4点のことを守るだけでウイルス感染はしません

2019-09-28    883   2064

ウイルス対策

パソコン使用歴15年で四六時中パソコンを使用しているヘビーユーザーです。

そんな私のパソコンは昔からずっと、
・ウイルス対策ソフトなし
・WindowsUpdateは無効に設定


ウイルス対策なし歴15年

こんな状態ですが、何一つ異常ありません。今日もパソコンの調子は快晴です。

ちなみに私はネットバンクも利用しているし、仕事上、海外サイト(ちょっと危険っぽいサイト)でデザインに必要なフリー素材を探すことも頻繁に行っています。

※この記事を最後まで読まずに真似しないでください。なぜ、私がウイルス対策ソフトなしで感染しないのかを根拠で説明します。



なぜウイルス対策をインストールする必要がないのか


考えられるウイルス・スパイウェアの感染原因を把握しておけば、あとは感染することをしなれければいいだけです。

<4つのウイルス感染経路と対策方法を知る>


①怪しいメールの添付ファイルを開くとウイルス感染
対策方法:知らない相手からの添付ファイルは絶対に開かない

②ソフトをインストールする時にウイルス感染
対策方法:有名なソフトだけを信頼性の高いサイトから入手する

③ネットワーク上に感染したPCがあるとウイルス感染
対策方法:自宅で1台だけの場合は関係なし

④外部の記憶媒体(USBメモリなど)からのウイルス感染
対策方法:USBはなるべく使わずにクラウド上で他人とのデータのやり取りをする
(個人的には頻繁に利用してます(^^)v 音楽や動画ファイルのやり取りは問題ありません)

以上がウイルス感染経路の全ケースと対策方法です。たった、これだけの情報を把握しておけばウイルス対策ソフトはいらないのです。

パソコンの初心者が感染しやすいケースは、「メールの添付ファイル」と「ソフトをインストールする時」ですので、この2点をもう少し掘り下げます。

【厳守】知らない人からのメールの添付ファイルは絶対開かない


メールを見るだけでウイルス感染することはありません。もしそんなメールがあったら、みんな感染してしまいますね。ありえないことです。

スパムメールの添付ファイルをダブルクリックした時に、そのファイルが実行ファイルだったらウイルス感染するのです。

実行ファイルとは、ソフトをインストールする時によく見かけるファイルで、実行ファイルをダブルクリックすると、何かしらのプログラムが走ります。

普通はソフトがインストールされたり、ソフトが起動するだけです。下記はブラウザのクロームの実行ファイルの参照です。下記の実行ファイルはダブルクリックしても問題ありません。クロームが立ち上がるだけです。
実行ファイルとは


しかし、誰か分からない相手からのメールの添付ファイルは危険ですよね。悪意のあるファイルだった場合、ダブルクリックした瞬間に、レジストリを書き換えられてパソコンにイタズラをされます。

ここでポイント!ITの世界でいうウイルスというのは「レジストリを書き換える」という悪さをするのです。

レジストリ(Windowsのシステムレジストリ)とはザックリいうとOSの核です。Windowsそのものを構成しているシステム部分のことです。そこをおかしな風に書き換えられると、好き放題されてしまいます。

という訳で、メールでは信頼のある相手の添付ファイル以外は開かないでください。

【注意】信頼性のないソフトをインストールするとウイルス感染する


これが一番多い感染経路です。上級者でもたまにミスってしまうこともあるくらいです。

例えば、マイクロソフトの公式サイトからエクセルをダウンロードしてインストールしたとします。もちろん問題はありません。

しかし、マイクロソフトの公式サイトを模写した偽サイトからソフトをダウンロードして、実行ファイルをダブルクリックしたらウイルス感染、あるいはスパイウェアを自らインストールしてしまうことになります。

信頼性の低い、マニアックな無料ソフトをインストールする時が一番恐いです。ですので、マニアックなソフトを使うことは避けて、有名なソフトだけを使うようにしましょう。

しかし、先程の例のように「偽サイト」の存在が初心者にとって厳しいです。パッと見た感じでは見分けがつきません。そこで、必要となる知識が「ドメイン(URL)」です。

マイクロソフトの正しいドメインは
microsoft.com

偽サイトは、
nicrosoft.com
micrcsoft.com
microsoft.net

こういった感じで似たようなドメインで騙そうとしてきます。銀行の偽ログイン画面の存在も有名です。間違って偽サイトでログインをすると、IDとパスワードを盗まれてしまいます。

偽サイトの問題はドメインに注意を向けることで問題なく防げます。「ソフトをインストールする時が危ないですよ」ということを知っておきましょう。「信頼できるサイトからのみソフトを入手する」これを守れば大丈夫です。

サイトを閲覧するだけでウイルス感染は絶対にしません


これに関しては疑問を持つ方も多いかもしれません^^; ネットでは閲覧のみで感染するという情報も存在しますから。

閲覧だけでウイルス感染しないということを理屈で説明します。専門用語が出てくるので、理解しづらいと思いますが読んでおいて損はありません。

WEBサイト(ホームページ)は、ブラウザ(google chrome、safariなど)で閲覧をしますよね。ブラウザは下記のデータを解読して画面に可視化する役割です。

・HTML+CSS+javascript(画面のビジュアルを構成)
・jpg、gif、png(画像のデータ)
・mp4、wmv、flv(動画のデータ)
・pdf(印刷向けファイル)

これらのファイルでWEBページが構成されており、デザインされたものが画面に表示されます。上記のファイルでは、レジストリを書き換えるということは絶対にできません。

画像・動画のデータでは当然Windowsのレジストリは書き換えられませんし、HTML+CSS+javascriptはブラウザ上でしか動かないコードです。というわけで、サイトを閲覧しただけでウイルス感染(=レジストリの書き換え)はありえません!

逆に「いやサイト見ただけで感染するよという人」に質問したい。どうやって「HTML+CSS+javascript」でユーザーのwindowsのレジストリを書き換えるの?ブラウザ上でしか機能しないコードですよ?そんなことは理論上不可能でしょう。

サイトを見ただけで感染という情報で、ブラウザの拡張ソフトが自動でインストールされてしまうというものが過去にあったそうです。レジストリを書き換えるウイルスとは別で、怪しいサイトに誘導されてしまうだけの優しい症状です。ウイルスというほどのことではありません。

それに関しては、googleやfirefoxなどが2012年の時点で「Webブラウザの拡張機能をデフォルトで無効化」としています。設定で許可にしない限り、現在はその問題に関しての心配はありません。
Google Chrome、ユーザー承諾を得ない拡張機能は無効に

「見ただけで感染した」は責任逃れのウソでは?


例えば、会社のパソコンにて、個人的によく使っている便利なフリーソフトを会社の許可なくインストールしたとします。間違ったサイトでソフトを入手してしまい、ウイルス感染したとします。そして、社内のネットワーク上に散って、複数のパソコンにウイルス感染して、全パソコンのデスクトップにアダルトサイトへの消せないショートカットができました。

その状況で「自分が勝手にソフトをインストールしたからです」と正直に報告できますか?責任問題になりかねないし、首が飛ぶかもしれませんよ。もうウソをつくしかありませんよね。「サイトを見てただけなんですぅ(泣)」と。

サイトを見ただけで感染について、一つ注意が必要なのはブラウザの機能である「クッキー」です。例えば、ツイッターのログイン画面を見て下さい。
クッキー保存に注意


ログイン画面ではよく見ますよね。クッキー保存のチェックボックス。チェックを入れてログインをすると、ブラウザにアカウントが保存され、再度ログインする時にラクになるというもの。もし偽物のログイン画面でログインをすると、入力した情報(ID・パスワード)は盗まれます。しかし、これはウイルス感染というか、フィッシング詐欺の部類です。しかも、閲覧だけというわけではなく、偽サイトにログインしちゃってます。それは当然アウトです。

とにかく、サイトを閲覧しただけでレジストリを書き換えられるわけがありません。感染した人は間違いなく何かをしでかしてるんです(笑)

「閲覧しただけでウイルス感染」はフェイクニュースです。
不安を煽ってアクセスを集めているだけです(・∀・)

もしウイルス感染しても神機能「システムの復元」で直せます


windowsには「システムの復元」という機能が備わっています。簡単に機能を説明すると、以前の状態に戻せるというもの。1週間前の状態に戻す、1日前の状態に戻すということが可能なのです。

仕事で作成したデータや、動画や音楽などのデータには影響がありません。めちゃくちゃ優れものです。

「え?なんでデータに影響ないの?」って? 良い質問ですね(^o^)/

Windowsはレジストリシステムの部分だけを定期的にバックアップをとってくれているのです。ウイルスはレジストリを書き換えるもの。だから、レジストリを元に戻せばパソコンは直るのです。

「ウイルス対策」の記事なのに「レジストリ」というキーワードが頻繁にでてきますね。このワードを知らずして上級者にはなれません。是非、覚えておいてください。

「システムの復元」の方法は下記サイトをご参考ください。
Windows 7でシステムの復元を使用してパソコンを以前の状態に戻す方法
【Windows10】システムの復元を実行して正常時に戻す

Windows Defender以外のウイルス対策ソフトは詐欺かも!?


Windowsはデフォルトでディフェンダーというカッコイイ剣のような名前のウイルス対策が導入されています。個人利用のパソコンなら、このソフトだけでウイルス対策は十分です。

有名なウイルス対策ソフトがありますが、これらは全て個人が持つ必要はありません。セキュリティーを重んじる会社だけが使えばいいんです。
・カスペルスキー
・ノートン
・ウイルスバスター
・マカフィー

個人的にはこれらの対策ソフトは全て詐欺だと思ってます(笑)自分達でウイルスを作って、自分たちのウイルスを対策するソフトを作ってるんじゃないの?と。

期限が切れると「パソコンが危険な状態です。早く更新してください」とおどろおどろしく画面を表示して「早く金払って更新しろ」とユーザーに対して促してきます。いやー恐いですね。私から言わせてもらうと、ウイルス対策ソフト自体がもうウイルスです。

パソコンの動作が重くなるし、パソコンの自由も効きにくくなります。異常のないサイトが「異常があります」と表示されて見れなくなったり、便利なフリーソフトがインストールできなくなったり。

よくあるのが、会社で激安パソコンにウイルス対策ソフトが入っていて、動作がくっそ重いっていう。どんだけ効率悪いんだ(^_^;)

ウイルス対策ソフトに毎年金を払う必要はありません。アンインストールをしてください。メールの添付ファイルとインストール時に気をつけるだけで、ウイルス感染はありません(^^)

もし感染してしまったら「システムの復元」を行えばちょちょいのちょいです。ウイルス対策ソフトは不安を煽って金をむしる悪どい商売だと思います。

反論ありありな玄人ユーザーに向けて


この記事の内容に対して、アレルギーのように反応するセキュリティーを重視する方がおられると思います。なにかの症候群を患っているのではないかと思われるくらいに、過剰にセキュリティーを気にする方がいます。

<まずツッコミ>


ハッカーはあなたのパソコンに興味ありません。興味があるのは大企業など個人情報を抱え込んでいるビッグデータです。なのに、過剰にセキュリティー、セキュリティーって、どんだけ自意識過剰なんだと。心配性が多い日本人ですが、過剰な心配性は精神的な病とも言えます。

<ウイルス感染に気づいてないだけでは?>


まず「ウイルス感染に気づいてないだけでは?」という意見についてですが。

まず、まったく何の異常もないなら別に心配する必要ないんじゃない?と言いたい。

最悪、中国にこっそり情報を盗まれていたとしても、別に構いません(笑)
僕は銀行屋さんでもないし、弁護士でもないし、たいした情報もってません。
パソコンの動作に支障がなければ問題ありません。

というか、windowsアップデートをしてる時点でMicrosoftに情報をたっぷりプレゼントしているではありませんか?それと何が違うの?マイクロソフトはそういった情報を売っている可能性もありますよ。

逆に何故そんなにウイルス対策ソフトを信じられるの?という疑問が沸きます。それよりも「不安を煽って稼ぐのは商売する側の昔からあるセオリー」ってご存知ですか?心配性は知識不足からくるもの。日本人が心配性多いのは、残念ながら自分から調べようとせず、与えられた情報しか鵜呑みにしないからです。

ソフトを使ってウイルスに感染しているか調べてみれば?という意見に対しては、ウイルス対策ソフトをそもそも信用できませんので、正確に調べられるソフトがありません。

商売をする側の立場になってモノを考えてみてください。ウイルス感染していなくても「危険な状態です」と表示をしてソフトを購入させる方へ催促するのが常套手段ですよね?しかし、これに騙される人は多いでしょう。例えば、無添加と書いてある食品は添加物が入っていないと勘違いする人のように。

全く問題のないフリーソフトをインストールしているだけで、ウイルス判定をくらいますから、正確に調べられるソフトはないのでは?と考えています。良いソフトがあれば是非お教え下さい。

<なぜwindowsアップデートをしないのか?>


有能なフリーソフトがインストールできなくなるからです。あとマイクロソフトになるべく情報を渡したくないからです。アップデートをしたところでパソコンは何も変わりません。別に性能アップするわけではないですし。とにかく、怪しい実行ファイルを実行しなければ、ウイルス感染はしないというのが持論。

セキュリティーと使い勝手はバランスが大切です。私は有能なフリーソフトが使えなくなることで、使い勝手が著しく悪くなってしまうことによる支障の方が大きいと考えています。

「ウィンドウズアップデートをしなければウイルス感染する可能性が高まる」という思い込みを持つ方こそ情弱なのでは?と思います。「サポートが終了するからwindows7を買い換えなきゃ」みたいな(笑)いやいや買い換える必要ありませんよ。そのまま使い続けられます。

「拡張子がダミーかも?」それもありますが、そんなファイルは怪しいサイトからしか得られません(笑)変なサイトを見てるのが問題なわけで自業自得です。

ウイルスではなく不正プログラムだという認識が必要


最後に、コンピューターウイルスって何?正体はただの不正プログラムですよ。
不正プログラムを自ら手に入れて実行すれば、パソコンがおかしなことになるのは当然です。
それを「ウイルス」というおどおどしいネーミングで民の不安を煽るマーケティングをしているのは誰?
ウイルス対策ソフトを売ることで儲かる人達です。

comment 登録なしでご自由にご入力いただけます(^^)ぜひぜひ記事のご感想をお聞かせ下さい。

megu2020年6月6日

ほんとにありがたい情報でした。心強いです。
早速ノートンをアンインストールしました。
ノートンから頻繁に来ていた怪しいメールも来なくなりました。
不安な思い込みが全て消え、おかげで無駄にお金を払う必要が無くなりました。
ありがとうございます。

3 返信
m2net2020年6月9日

こんな小難しい記事のことを活用していただき嬉しく思います\(^o^)/
ソフトのインストール時だけ気を付ければ大丈夫です!

2 返信

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