VRは流行らない!【決定版】メタ株が大暴落!投資家は見抜いてる

2022-02-22    609   1528 この記事はYoutubeにて同じ内容のものが公開されております

VR


フェイスブックが今後VRに力を入れていくと発表して、メタ・プラットフォームズに社名変更した結果、米国の株式史上トップの株価暴落となりました。投資家達はメタバースがクソコンテンツであることを把握してるからでしょう。投資家達は「何メタバース?調べてみよう。イメージとしてはセカンドライフのVR版。やばい!急いでフェイスブック売らなきゃ」となったんです。僕は暴落のチャートを見て、空売りすれば大儲けできたのに!悔しい!!と嘆きました。ものすごい下落っぷりですから。

セカンドライフとは3DCGで構成されたインターネット上に存在する仮想世界。仮想世界とはいうもののwikiペディアのカテゴリとしてはビデオゲームとなっています。

ドラゴンクエストもFFもモンストもどうぶつの森も仮想世界といえば仮想世界です。じゃあ、それらのゲームとセカンドライフは何が違うのと言われると、現実社会に近いリアルさでしょうか?

日本では2007年にメディアで話題になりましたが、現在は世界合計でもユーザー数が60万人程度でmixiより少ないです。

<セカンドライフが不人気の6つの理由>


・要求されるPCスペックが高い
(10万超えは避けられないでしょう)
・操作が難しすぎる
(自由度が高い分、メニューが腐るほどあるので勉強が必要)
・何をしていいか分からない
(ミッションとかないので、街をウロウロして人に話しかけるのですが、利用者が外人ばかりで英語中心)
・何をするにもお金がいる
(無料中心のネットの世界に慣れてる人には厳しいですね)
・右も左も広告だらけ
・人気の場所はエロかギャンブル
(バーチャルなセックスがメインコンテンツになってしまっているとのこと)男女比8:2で男ばかり

なぜ話題が先行したのか?

それは電通・博報堂がセカンドライフからの巨額の宣伝広告費をもらったから。面白くて口コミが広がって話題になったのではなく、金の力で強引に商品を魅力的に紹介しただけ。結果、スタートダッシュだけで終わりました。

2007年はまだネットコンテンツの発展途上の段階だったので、流行らなかったのかもしれません。今はネットに慣れ親しんだ人が大勢いますし、仮想通貨との連携も期待されています。しかし、メタバースはまず流行ることはないと確信しています。それは僕だけではなく多くの投資家達も同じ気持ちだという証拠もあります。

では理屈を説明していきます。

今は資本主義末期。永遠に進化し続けるのは不可能です。
もう既に進化は終わっています。だから大量消費社会になったのです。
ものを作って安く売るしかない。安売り以外の付加価値が考えられない状況。
Netflixもアマゾンププライムもそう。やっていることはエンタメの安売りですよね?

実は、我々ユーザーは新しい商品・サービスを期待していないんです。
もう十分に満足しているから。進化を求めていないのです。
コンテンツはYoutube及びテレビで十分。
コミュニケーションもSNSで家にいながら友人とビデオチャットができますので十分な進化です。
美食と過食が当たり前になってますから、食も満たされています。

なのに、進化をし続けて消費をさせて経済を回していかないといけない。
だから、広告代理店がメタバースの宣伝広告に力をいれてるんです。
資本主義経済を回すというのは、大企業の使命であり、社会的責任ですから。

どうでもいい進化であると、分かってるんです。宣伝する側も。
メタバースは見込みのないコンテンツですが、思いっきり国民の期待感を煽って洗脳しないといけません。
本当に消費者が望むものなら、宣伝に力を入れなくても勝手に口コミで流行るんですけどね。このSNS時代では。

では、余計な進化を少し振り返りましょう。

3Dメガネを付けながら見る「アバター」という映画が2009年に話題になりました。
その後2011年にニンテンドー3DSがリリースされました。
メディアは全力で話題を振りまいたものの、全く不要な進化であった為にあっさり終焉しました。

個人的にはVR自体、3Dメガネと同様にソッコーで廃れる文化だと予想しています。
普通に今後もディスプレイで十分。って感じです。4Kもいらない。FHDで十分。

次、どうして家電メーカーの大手シャープは倒産したのでしょう。
台湾のホンハイに買収されてからV字回復しましたが、赤字だった時の原因はなんだったのか?
それは進化のしようがなくて、消費を促せなかったからです。それはシャープだけではないのですがね。
昔、冷蔵庫の新商品を見て驚いたことがあります。
冷蔵庫はシャープの得意分野ですから、新商品はどうかなと思ってみたら、
「野菜室が下から2段目になりました」ドーンですよ。それが最大の打ち出しです。イラないイラない。
もう10年以上前の時点でとっくに家電の進化は終わってました。

次に来るされているIoT家電。機能の一例を挙げます。
買い物に行きました。スマホがピピっとなりました。見てみると、AIが「冷蔵の卵が残り3つです。購入してはいかがですか?」
これがIoTご自慢のスマホと家電の融合です。イラないイラない。必要ですか?

電通のIoTを担当する人達の気持ちを代弁しましょうか?
「こんないらんもんどうやって消費者煽る?厳しいなー。
とりあえずCMタレントは若手の一番勢いのあるのを採用して、そこに金かけるしないなー。」
そんな感じじゃないでしょうかね。

メディアは資本主義経済を回すために新しいものを世間に魅力的に伝えてきました。
テレビコマーシャルに踊らされる国民はまだまだ多い。
今、メタバースに期待をしてる人も、本質が見抜けないものだから、メディアに踊らされてるだけ。
メディアの裏には金儲けをしたいだけのIT企業がいるのです。

もし、盛大な宣伝のおかげで、メタバースに一時的に人が集まったとしましょう。
そこには広告ビジネスが生まれます。企業は人がたくさん集まるところに広告を設置したいですから。
問題はユーザー数を増やしていけるかです。たかが、セカンドライフのVR版です。結果は見えています。
仮想世界上の土地?人がもっと集まると思って課金した人、残念でした1円の価値にもなりませんでした。
仮想通貨との連携?いやいや、仮想通貨自体がマイナーで大衆受けしてません。その機能は集客に繋がりません。
仮想世界で買い物したら、現実社会に届く?いやいや、VRの画面でいちいち買い物しないです。
別にリアルに商品が見れなくても大丈夫です。普通のディスプレイで楽天で買います。

99.9%メタバースはソッコーで廃れます。間違いありません。

ビジネスを理解すれば、社会がクリアに見える。
今回の話は別にメタバースに限ったことではなく、なぜメディアが盛大に取り扱っているのか?
それを考えることで、上の連中の意のままに操られないよう、商売する側の気持ちを学ぶのです。
「マーケティング戦略」で検索して、30件くらいの記事に目を通してみてください。
義務教育で習う英国数理社なんかより、身になる情報がそこにはたくさん転がっています。

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