WEBデザイナーのプロになれる人なれない人の違い。広告デザインはデザインごっこではいけない!
2022-08-20 679 1703 この記事はYoutubeにて同じ内容のものが公開されておりますフォトショップを学んで仕事を探そうという方は、広告デザインの仕事を探そうとしているのですよね?
この時点で「え?そうなんですか?」ってなってる時点で、もうペナルティです。目的なしにフォトショップを学ぼうとしても、まったく身につきません。だって、何を作らないといけないのかの目的がないわけですから。操作方法を知ったところで、ハイ終わり。何をすればいいか分からない。となります。
目的がないなら、そもそも学ばなくていいです。
目的思考がない人は、何を学んでも無駄に終わります。
これは根本的で当たり前の話をしています。
広告デザインが作れるようになれば仕事になる。
この意識を持ってる人、
あるいは趣味で作って見たいものがある人。
目的がある方はフォトショップを学びましょう。
学ぶといっても、使い方は1日で十分です。
広告デザインは基本操作しか使わなくても十分です。
僕は15年以上デザイン・システム・動画編集の仕事をしていますが、全ツール基本操作しか使っていません。
その証明として、今回はWEBデザインの制作実績を数点披露したいと思います。
10年以上前の作品です。
旅館のサイトですが、パッと見た感じどうでしょうか?
難しそうなテクニックを使っているところはありますかね?
全然ないんです。写真置いて、丸、四角の図形を置いて、文字を書いてるだけです。
配色は4つの色以外使っていません。
これも同様に、難しいテクニックは一切使っていません。
基本操作のマスクの機能はよく使います。
じゃあデザインの何に時間がかかるの?というと、
白紙からこのデザインに至るまでの、インスピレーション。
まず旅館の写真素材に全部目を通します。何度も見て、どの写真を使うかを選定します。
次に、いろいろなサイトを見回って、どのように写真や文字を配置しようかなと
レイアウトをカンニングします。結構時間がかかる工程です。
次のデザインも同じく、難しいテクニックは使っていません。
ただレイアウトが個性的でそれなりにインパクトは強く感じられるかなと思います。
クライアントも一発で納得してくれそうな出来栄えです。
トップページで一番いい写真を見せて、そして強調したい内容を3つほどに絞って強調する。
デザインは自分目線で作るのではなく、ユーザーに何を伝えないといけないのか?
そのことを一番重視します。
だから、自分の好きな色、自分の好きなフォントとか、
それを前面に出してしまうというのは、ただのデザインごっこです。その考えではプロにはなれません。
そうではなく、色もフォントも全体の雰囲気も、旅館のイメージに合わせる。写真素材を活かす。
多少、自分のスタイルが出てしまうのは仕方がありませんがね。
これは比較的新しい目のWEBデザインです。
近年はより写真素材任せなのでデザインが簡素になってきました。
昔よりも、より基本操作だけで十分といった感じ。
HTMLコーディングの方が難易度が高いです。
ただこのシンプルなデザインであっても、白紙の状態からこのデザインにたどり着くまでには
それなりに時間は必要です。写真素材を探したり、選定したり。サイト全体のレイアウトを探しに行ったりと。
自分でレイアウト、色使いを考えないこと。これも超重要です。
いきなり自分でまともなデザインができると思わないでください。
それはピアノを初めてすぐに作曲を始めるのに等しい無謀な考えです。
多くのサイトデザインを参考にして、真似をし続けることで自力がアップしていきます。
フォトショップの教材を購入したらなら、それは念の為に持っておくだけで、見なくてもいいです。このチャンネルのバナーを作ってる動画を見れば、基本操作を知ることができます。その次にすべきことは、もう早速作り始めることです。作ってる途中にわからないことが出てきたら、そこで初めて教材をみたり、動画を探して調べればいいのです。
全然作りたいものが全くありませんという場合は、それはフォトショップを勉強する意味なかったということ。
デザイナーを志した時は、カッコいいレイアウトのデザインを見るのが好きでした。それを見ていくうちに、自然に作りたくなってきて、どうせサイト作るならアフィリエイトをしようと思ってたくさんつくりました。若い時に50サイト近く趣味で作ったので、HTMLもフォトショップも慣れたものです。
スタイリッシュなデザインを見るのが好き。
こういう人はデザインに向いていると思います。
あとは考え方で、誰のために、誰に魅せるために作るのかといった他人目線や分析力が、広告デザインの世界では重要な要素になってきます。
フォトショップは基本で十分なので1日で勉強は終えて、何かを作り始めましょう。
以上、広告デザインの心得でした。