朗報!フォトショ・イラレは基本操作だけで十分!クリエイター能力認定試験は意味なし
2022-02-11 659 1655 この記事はYoutubeにて同じ内容のものが公開されておりますPhotoshop、Illustratorにはクリエイター能力認定試験というのがありますが、受ける意味はありません。就職に有利になることもありません。
なぜなら、教科書を見た時にマニアックな機能の紹介ばかりで、基本操作以降は、実際に使わない技術ばかりです。実用性の低い機能を覚えるのはムダです。
フォトショ・イラレは基本操作だけで十分です。
フィルター加工もほんの一部しかメインで使われていません。
僕は広告デザインのキャリアが10年以上ありますけど、基本操作しか使っていません。
それは、すでにアップしているバナーを実際に作ってみるという動画で証明しています。
広告デザインで重要なのは
1、写真素材の選定
ここでダメな素材を選んでしまうと、工夫をしないといけないので苦労します。
逆に写真素材が良い場合は、ちょこっと文字を置くだけでビシっと決まるので、楽になります。
2、レイアウト
文字や図形の配置のことで、文言の強調度のコントロールでもあります。
これが一番難しいです。どれだけキャリアを重ねても一番悩む要素です。
ですので、参考デザインを探して、パクってアレンジするのが要領の良い方法になります。
3、色使い
これは一番簡単。自分が心地良なと思う色使いを見つけて、
スポイドで3・4種類のカラーをスウォッチに入れておけば、
あとはその色以外は使わない。そうすれば色彩感覚が乏しい人でも善戦できます。
デザイン以前に、誰のために作るのか?どんなターゲット層に向けるのか?
文言をいくつか用意して、どの文言を一番目立たせるか?
そういったことを考え、利にかなったものを作らないといけません。
文言は誰かに用意してもらえる場合もありますが、
用意してもらえない場合は自分で考えます。
写真素材と文言の相性もありますので、文言が用意されていない場合は、
写真素材選定の前に、文言を用意する必要があります。
広告デザイナーというのは完全に頭脳労働です。
毎回自分の頭で考えて、自分なりの答えを見つけて、作らないといけません。
デザインの世界に答えはありませんので、教科書に従ってきて、それがくせになってる人には不向きな商売です。
そして、広告を作ったら、どうしてこのようなデザインになったのか?
それを上司やクライアントに理論立てて説明をして納得させられないと、プロではないです。
文言の立案、写真素材の選定、レイアウト、色使い。とにかく考えながら作る。
パクってアレンジを繰り返す上で、見本がなぜ心地の良いデザインに見えるのか?
デザイン理論に自分で気付ける人は、クリエイティブに向いてます。
自称デザイナーの大半は趣味レベルで、デザイナーとは呼べません。
それはイラストレーターも同じです。絵は多くの人が書けるけど、プロの絵師はほんの一握り。
そういう世界です。
かなり脱線しましたが、現役の広告デザイナーが今回伝えたかったのは、
フォトショもイラレも基本操作だけで十分です。マニアックな機能は使いませんから、覚えても無駄です。
もし必要になったらその時にググって調べればいいだけ。デザインは学校不要!独学で十分。
ひたすら広告バナーのパクってアレンジを繰り返してください。
それが一番最短で上達する勉強法です。
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