減塩+水分2リットル+糖質過多が病気を増やしている!減塩を正しく理解しよう

2022-03-15    692   1693 この記事はYoutubeにて同じ内容のものが公開されております

減塩


水分を多く飲みなさい。減塩しなさい。
そして世にあふれかえる甘味料たっぷり食品。

このトライアングルが国民の病気を増やしてるのではないか?
予防・栄養学を学ぶと、減塩はやってはいけないことだと確信を持てます。
その根拠をお話していきたいと思います。

まずは西洋医学側がなぜ減塩を推奨しているのか?それを把握しないといけません。戦後1954年にGHQが「高血圧は塩の摂り過ぎが原因である」と結論付け。さらに20年後、1972年にこれまたアメリカ人の研究者が「ネズミの実験で塩が高血圧の原因である」という論文を発表。そして、胃がんの原因が塩分の取りすぎである。これが西洋医学の言い分です。

まず、高血圧と塩の関係ですが、後に逆説に近い論文が発表されています。最も衝撃的だったのは、1985年アメリカにて、約20万人の生活調査を行った結果、塩分摂取量が少ないグループは血栓病になりやすく、摂取量が多い方は血栓病が少なかった。そうです。

イタリアの研究では降圧剤で血圧を下げられた患者ほど認知機能が低下していたことを発表。この件は、日本の医師や看護師も気づいている方が多いと思います。低血圧になったら脳への血流不足になり、ボケに至るのは明白です。

30年前まではピンピンコロリという言葉をよく耳にしました。
ですがもう随分聞きません。変わりに寝たきり大国と聞くようになりました。

血圧に関しては死生観の問題でもあります。

最後まで元気に過ごしたいなら高血圧気味で活動的に過ごす。その代わり脳出血・心臓発作による急死のリスクがあります。とにかく寝たきりになってでも長生きしたい場合は、低血圧で省エネで過ごす。これはこれで脳梗塞・心筋梗塞・認知症のリスクがあります。

では、胃がんと塩分の関係について、これが今回の焦点です。独自のリサーチにより、胃がんは塩分の影響も多少ありますが、そんなことではなく疲弊・ストレスが原因であることを突き止めました。

まず、胃がんは男性の方が明らかに多いです。どうしてでしょう?基本的に男は労働を課せられます。ストレスのある職場は非常に多いし、ブラックな体質の企業に属せば、鬱に発展するほどの疲弊ぶりです。ストレスによって胃が痛くなる。胃潰瘍という病名は聞いたことがあると思います。口内炎と同じ部類で、粘膜にびらんの症状が起きます。

これは安保徹大先生の「自律神経と白血球の関係」という理論で解明されています。副交感神経優位で、リラックスモードに偏ってる場合は、白血球のリンパ球の割合が多くなります。交感神経優位で、緊張モードの時間が長いと、白血球の顆粒球の割合が多くなります。無理したり悩んだりしてストレスを溜め込むと、大量の顆粒球が常在菌と反応して、粘膜破壊の病気になる。びらん性の胃炎や胃潰瘍、口内炎、痔、歯周病は粘膜破壊系です。もし、それらの症状が現れたら、自律神経が交感神経優位になっていないか?自己分析してみてください。

ストレスは血管収縮を招き、低血圧になり、低体温になる。そして負担の大きい胃にがん細胞ができてしまうわけです。胃がんの主要原因はストレス!その次に塩分過多が原因です。

では、塩分と胃がんの関係について。

東洋医学を先祖代々受け継いでおられる、並河敏夫大先生の理論を拝借します。
「神経において、塩はエンジンの役割。砂糖はブレーキの役割」という理論

身体をたくさん動かすと汗がでます。汗はしょっぱいです。塩分が出てしまうので、多く補わないといけません。要するに肉体労働の人は塩分をしっかり摂って、身体を活動的にする必要があるのです。

そして、塩の役割でもう一つポイントになるのは「ぬめりを取る効果」です。料理をされる人なら分かるはず。塩は魚の滑りである粘膜成分ムチンを剥がす効果があります。西洋医学の手術では、筋膜の癒着をはがすときに生理食塩水を使用します。

なので、塩分過多は消化器官の粘膜を溶かしてしまい、防御のないむき出し状態にしてしまうから危険なのです。普通は塩分を多く摂ると、身体は自然に水分を欲しがるので、そんな状態になりません。

が、胃がんが一番多かったのは、発展途上の時です。

多くの男性が重労働に駆り出されていました。さらに休日は日曜だけ。その頃は、朝食に「塩鮭・漬物・梅干し・味噌汁」といった塩分高めの献立がスタンダードでしたが、それは重労働には適しています。しかし!謎のあまり水分を取るな!という風習がありました。これはイカンですね!
身体が冷えるから、バテる。おなかがたぷたぷになり、バテる。ということからか、「水なんて飲むんじゃねぇ!甘ったれるな!」という根性論が普通でした。塩分摂ったら水分もとらないと、塩分過多で消化器官の粘膜が薄れて危険状態に陥ります。重労働で水分補給が少ないという厳しい環境。これは無理があるので、相当なストレスだったと思います。


現代も胃がんは少なくありません。男性は上位3位に胃がんが入っています。これだけ減塩社会の中でも胃がんが多い。それは第一要因がストレスだからではないでしょうか?不景気が20年以上続いて、生活苦によるストレスを抱えてる初老の方は少なくないと思います。

これだけ減塩しなさい、水分とりなさいと言われてますから、塩分過多は考えにくいです。毎日水分2リットル推奨?あのね、これは血栓病になった人のリハビリのプランです。全員がそれをやってどうすんの?それだけ水分とって、体内の塩分濃度が下がり過ぎたら、それはそれで危険です。腎臓が体内の塩分濃度を調節してくれますが、腎臓疾患予備軍の方は意外と多いそうですよ。

昔と比べると重労働者は激減してますので、減塩の方向性は間違っていません。

ただ減塩&水分過多はやりすぎだと思います。それでは元気が出ません。運動する気力が沸かない。減塩推奨の中、テレビでやたらスイーツを取り扱い、糖質は脳の栄養とか言ってますけど、これが本当に危険な方向性です。

砂糖に関しては、また東洋医学マスター・並河先生のお話を拝借します。
「経験の中で、甘いものが好きな人は鬱っ気の人が非常に多い」
「2匹のネズミの内、片方に砂糖を与え続けると、ヒョロヒョロの身体になったという研究結果を見たことがある」
「麻原彰晃は、信者たちに甘い水を与えて従順にした。と話した記録がある」
「ボリショイサーカスのクマは1日1000個の角砂糖を与えて、大人しくさせている」
こんなお話をされていました。

神経にとって砂糖はブレーキの役割。信憑性が高い理論だと僕は思います。

増加の一途を辿っている、がん・血栓病・糖尿病。西洋医学はこれらを生活習慣病の類だとしています。
自分で病気作ってるんですよという意味で、遺伝ではありません。
予防策は、自分の運動量を把握し、自分にあった適度な塩分摂取、水分摂取、糖質摂取をすること。
つまり、自分で何も学ぼうとしない人は予防できません。

カテゴリ: 健康法

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