有名人への呼び捨ては違和感ありと指摘を受け「さん付け」議論を真面目に考える
2022-02-16 1088 2303 この記事はYoutubeにて同じ内容のものが公開されております「さん付け」議論というのが度々SNS上でもありまして、芸能人・有名人を呼び捨てにするかしないかという議論。
なぜ議論になるかというと、「知り合いでもない芸能人にさん付けする方が違和感を感じる」人がおりまして、同じ業界人ぶってる感が出て、気持ち悪い違和感を感じるのです。相対する「さん付け徹底派」はその感覚がないのでしょう。
「さん付け徹底派」の主張にはちょっと無理があります。なぜなら、会ったことのない人にでも全員「さんを付けなさい」という、その主張を自分自身が実践できるかというと非常に怪しい。
例えば、「麻原彰晃さん」「林真須美さん」って聞き慣れないですよね?
どうやら犯罪者には「さん付け」をする必要性はないという認識の人が多い。なぜでしょう?
おそらく「嫌い」な人に対しては「さん付け」をしないというルールを抱えているのが一般的なのかなと思われます。ですので、「さん付け派」の方でも、嫌いな人にはさんを付けてないだろうと想定できます。
僕は「さん付け」に関しては臨機応変派です。それほど気にしないという感じ。昔はプロレス信者でしたが、「三沢」「小橋」って常に呼び捨てでした。大好きであっても呼び捨て。そりゃ、実際に会ったとしたら、当然「さん付け」になると思いますよ自然に。
上岡龍太郎は「上岡龍太郎」
上沼恵美子は「恵美子」
島田紳助は「紳助」
ダウンタウンは「まっちゃん」「はまちゃん」
安室奈美恵は「安室ちゃん」
基本的に有名人は呼び捨てになる事が多いですが、なぜか一部ちゃん付けだったりします。
別にいちいちそんなこと意識してませんけどね。
で、最近投稿した動画の中で、僕が時の人である「藤井聡太」「羽生結弦」と呼び捨てにしました。
それに対してけしからんと感じる人がいるのは分かっていることです。「さん付け派」の人も多いですから。
中には、「けしからん!我慢できん!こいつに指摘したろ」ってなる人が一部出てきます。
それは考えが偏ってる証拠なんです。考えが偏り切ると怒りっぽくなるんです。極左・極右って反対側の主張の人に対して激昂するように、考えの偏りが強ければ強いほど、相対する考えに腹が立つんです。この人間心理は把握しておいた方がいいです。「なんかこの人腹が立つなー」と思ったら、自分の考えが偏ってるのではないかと、一回自己分析する。自分を知ることは大切なことです。
あなたがミスチルの大ファンだとします。そして、誰かが「ミスチルの桜井は最強だよなー」と言ってるのを耳にして、怒りがこみ上げてきました。もう許せません。手が出そうです。となる前に自己分析をしてみる。
あなたは「ミスチル信者」なのです。
熱狂的なファン=信者ですから。他人からすると、あなたの好みなんか知らんがなって話なんです。有名人を呼び捨てにしている人は、全然悪気がないんです。悪気がない人に対して怒りがこみ上げるっていう方が異常だと思いません?
僕は、藤井竜王も羽生選手も応援してる派ですよ。普段の身の回りの人との会話の中では有名人を呼び捨てにすることが多いです。冒頭で述べたように、さん付けの方に違和感を感じる。そっちのタイプだから。
「さん付け徹底派」は考え方が不器用だなと感じざるを得ません。
「キムタクってやめて。木村さんに失礼だから」とかいう人がいたら、それは信者なんですよ。有名人をやたら崇拝する人っていますよね。多分、テレビ中心の生活してる人なのかな。そういう人が「有名人はさん付けにしなさい」的な発想になるんです。
で、それを人に押し付ける人は、思考の柔軟性に欠けてるんです。自分と違う感性の人にいちいちイライラする。こういう繊細な人は、ストレスを溜めやすく鬱になりやすいので認知行動療法がオススメです。
僕はなるべく中庸のバランス思考を心がけているので、「さん付け徹底派」だろうが「臨機応変派」だろうが気になりません。ですので、ストレスフリーです。各々のスタイルを貫けばいい。他人にどう思われるかを気にしすぎる人生はつまらない。
この「さん付け」議論は2018年に「マツコ&有吉かりそめ天国」という番組で取り扱われたようで、二人の議論の結論としては「街で会ったら『さん付け』」を。ということになったみたいです。臨機応変でいいんじゃないということでした。
僕のマニアック過ぎる動画に「藤井聡太の呼び捨てに違和感を感じました。貴方の「一般的な教養と謙虚さ」が疑われます。」とコメントくれた方のおかげで、「さん付け」議論を考えるきっかけになりました。
公共の場では「さん付け」すべきという点は賛同しますが、別に僕のマニアックなこんな配信は公共の場という意識が全くありませんのでね。パジャマ姿のすっぴんで配信しとるわけですから。普段のありのままの姿でいきます。